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【コラム】新しい生活に不安を感じる方へ

2022.04.07

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北陸の厳しい寒さの冬も終わりを迎え、ようやく待ちに待った春を迎えた。

このコラムが読まれる頃には桜も散り、新たな若葉が生い茂ろうとしているのではないだろうか。

 

さて年度が変わり4月から新たな仕事や学校、または転勤などで全く違う土地で新生活をスタートさせた人も少なくないかと思う。

 

選手時代、移籍を4回経験し全く見知らぬ土地での生活をスタートした経験がある。

「この土地、このクラブで活躍してやる!」と強い思いを新たに抱く反面「チームメイトやファン、サポーター、そして街の人に受け入れてもらえるだろうか」と不安な気持ちの方が大きかった事もあった。

 

しかし、その経験を多くした事によって様々な土地の文化や食に触れ、たくさんの人とのご縁にも恵まれた。もちろん一つの土地で一つの仕事をずっと続ける事が悪いと言っているわけではない。ただ、自分が”アウェイ”だと感じる場所に勇気を出して踏み入れ、そこで真摯に仕事や勉学、そして周りの人と向き合うことで得られるモノは大きい財産だと実感している。

 

私事で申し訳ないが、妻が昨年からある学校に通い今春に卒業を迎えた。

19、20歳の生徒たちの中に自ら飛び込み、勉学に励み、心底笑い合える仲間を多く作るその姿勢は本当に尊敬すると共に大いに刺激をもらった。

 

私の価値観だが、周りの人が「ちょっと無理だろう」と感じる事にチャレンジ(挑戦)した数の多さが自分自身を成長させ、人生を豊かにしてくれるだと思う。

 

ここ石川県での生活も選手時代を含めると早くも7年目に突入した。

8年前、覚悟を持って見知らぬ土地ここ石川に妻と共に移り住んだことは今でも鮮明に覚えている。一度は離れたがまた戻ってきて、ファンやサポーター、地域の皆様が温かく迎え入れ、私と私の家族の事まで大切に思ってくださる方が周りにたくさんいる。

 

仕事に真摯に向き合い、人に誠実に接することでここは”アウェイ”ではなく居心地の良い”ホーム”になった。

 

不安な気持ちで新生活をスタートさせた方、同じ環境でもその仕事や事柄に新たな思で向き合おうとしている方、またその一歩が踏み出せないでいる方もいるだろう。

 

クラブ理念『挑戦をこの街の伝統に』を選手をはじめ、フロントスタッフ、クラブ全体が体現する事で勇気や希望を届けられればと思う。

 

辻尾真二