【コラム】『風をきれ』
2022.07.03
BLOGジメジメした梅雨の季節も終わりを迎え、いよいよ夏本番。
まだまだコロナ禍ではあるものの、今年の夏は様々なイベントが開催される予定を見るとWITHコロナが浸透し、少しずつ世の中が明るくなってきているように感じる。
6月11日の1万人チャレンジデーでも3年ぶりに1万人を超える方々にご来場頂き、赤色で埋め尽くされたバックスタンドの光景を見た時はグッとくるものがあった。このコラムを読んでくださっている皆様にもこの日の集客にご協力して頂き本当に感謝しかない。
最近になって、人の熱い想いを聴きその人の持つ背景(ストーリー)を想像したり、風光明媚な景色を見ると涙が溢れてくるのは歳を重ねたせいなのかもしれない。余談ではあるが、いつものランニングコースでもある卯辰山の上から金沢市全体を見渡すことができるその場所は、心をリセットできる私のパワースポットである。
少し話は逸れたが、この1万人達成の裏話を私のYouTubeチャンネルでも少しお話したので知っている方もいるかもしれないが、クラブの代表である西川GMが我々スタッフに「この試合で絶対に1万人達成しよう」と何度も社内メールで熱く呼びかけ続けた。それだけでなく、ホームタウンサンクスデーの利用促進の為、自ら飛び込みでかほく市や津幡町の企業に訪問していた。
GMが起こしたその風は、当初チャレンジ達成を信じ切れなかった我々スタッフの心を燃え上がらせ、あの真っ赤に染まったスタジアムに繋がったのだと実感している。
さて、話は変わるが昨年に引き続き夏ユニが発表された。黒を基調に鮮やかなデザインで個人的にはかなりカッコいいと思う。
テーマは『風をきれ』
まさに”風を切る”ようなスピードで相手のゴールに襲いかかるカウンター攻撃で何度も得点を重ねている今シーズンのツエーゲン金沢にピッタリである。前半戦を終えて(6月15日現在)12位とまずまずの成績だと思うが、試合内容はどの試合も見どころがあり成績以上にチームの成長を感じるのは私だけではないはずだ。
W杯との兼ね合いで10月末で終える2022シーズン。例年「後半戦はいつも失速するね」と周りの人に言われる事が多いツエーゲン金沢だが、今シーズンは前半戦以上の躍動したプレーを魅せてくれる事を期待せずにいられない。
そして、11月には世界のサッカーファンが狂喜乱舞するW杯がいよいよ開幕する。先日のキリンカップではいい成績を収められなかった森保JAPAN。悲願のベスト8進出の為、森保監督がどのように舵を切るのか、我らが日本代表にも大注目である。